「パッセ」とは、飛騨の伝統工芸の技術継承と発展を目指して2014年に立ち上げた職人4人によるチーム。
ポルトガル語で「パス」「繋ぐ」を意味します。
共通の趣味であるサッカーを通じて知り合った分野の異なる職人が、自分達の技術と、同じ飛騨の工芸振興と
継承を願う地元の人々の思いとを繋ぎ、新たな価値の創出に取り組んでいます。
飛騨の工芸品は、奈良時代より「飛騨の匠」と呼ばれる高い技術を持つ職人の歴史と豊かな自然を背景に、
江戸時代に開花し、明治から昭和にかけて盛んに生産されてきました。しかし、近年になって需要が減り、
後継者がなく途絶えてしまった技術も少なくありません。果たしてこのまま見過ごして良いのだろうか、
多くの人が同じ危機感を抱いているはずです。脈々と受け継がれてきた文化の喪失を食い止めることを諦めず、
もう一度価値を見直し、飛騨を愛する人たちと志をともに未来に繋げていきます。
「木を貼る~コハル~」
と名付けられた壁面装飾。
オリジナルの組合せができる施工と、
手軽に装飾を楽しめるフレームタイプの2種類。
曲木と亀甲(六角)削り出しの2つのデザインからお選び頂けます。
PASSEの取り組み、各工房の最新情報等をお届けします。
よく頂くご質問についてご紹介します。
特注加工や施工についてのご相談、オリジナル品のご相談はPASSEのメールフォームからお問合せください。
「飛騨春慶塗」
中性洗剤を布やスポンジに含ませて、水やぬるま湯で優しく洗ってください。ザラザラとした硬いスポンジやクレンザー、熱湯は使わないでください。
長時間水に漬けておくと、変色、変形、ひびの原因になります。使用後は手早く洗って水を切り、水滴の跡が残らないように乾ききる前にやわらかい布で水気を拭き取ってください。保管の際は直射日光を避け、陶磁器やガラスと一緒に収納する際は傷がつかないように和紙やティッシュを間にはさんでください。
「一位一刀彫」
ぬれた手や布で扱うことは避け、時々よく乾いた柔らかい布で 拭いて下さい。年月と共に光沢が増してまいります。
長年箱に入れたままですと表面の色がくすむ事がありますが、軽くドライヤーであたため、空拭きをすると光沢がもどります。
春慶塗の塗り直しや木地の直しなど、状態に応じて修理することができます。お手持ちのお品の画像をメールでお送りいただければ、修理の可否等お答えいたします。
一位一刀彫につきましては、くすんでしまった色のお直しを承ります。同じくお品の状態がわかる画像をメールでお送りください。