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2022年10月9日

阿多野春慶さんの作業場では重箱の塗りが大忙し、、、

この重箱は毎年この時期になると、問屋さんからの依頼で入る仕事だそうです

今回は7寸三段重が52組、6寸三段重が80組ということですので、蓋もあわせたパーツ点数は500を超えます

下地塗りから仕上げ塗りまでそれぞれ6工程ほどあるので、工程数は3000回以上

おつかれさまです。。。

そんなこんなで大変お忙しい阿多野さんですが、知合いの方から「金継ぎ」を頼まれたとのことです

割れてしまった陶器を漆でくっつけて修復するこの手法

最近では結構ブームとなっていて、一般向けの教室なども開かれていますよね、、、

ちなみにこのお皿は高山の工芸品でもある「渋草焼」ですが、ご依頼主は居酒屋の女将さんということで、修復してお届けに伺った際にちょっと晩酌されて最近の疲れを癒やされたとか、、、

もしかして、修復代が呑み代に、、、笑