彫師
鷲塚 浩

Profile

鷲塚 浩Hiroshi Washizuka

工房:鷲塚彫刻  彫号:沐仁
一位一刀彫彫師
伝統工芸士

1971年 岐阜県生まれ
1990年 県立岐阜工業高校卒業 和仁久幸に師事
1996年 独立 鷲塚彫刻開業
1998年 飛騨一位一刀彫組合加入
2007年 同組合理事就任
2010年 伝統工芸士認定
2015年 ミラノ開催 にっぽんサローネに出展

Works

布袋や梟の腹部分やカメの甲羅など、木目の出方も想像しながら彫る

  • 布袋
    布袋
  • 亀
  • 亀
  • 鯨

彫ることに魅せられて

一位一刀彫に魅せられて、高山に居を移して以来、「彫る」ことに真摯に向き合い続けている。般若面や七福神といった伝統的な作品の他、リングや折鶴をモチーフにした現代的感覚を取り入れた作品なども制作。技法や作風に伝統を残しつつ、現代に求められる作品を追求している。

一位一刀彫の技法 work flow

一本の木から形を削り出す一刀彫は、すべての工程が彫師の感性に委ねられている

安定するように乾燥させた一位の木を中心部分の赤や外側の白さといった色味や木目の流れを見極め、
仕上がりを想像しながら木取りを行う。この木取りは経験と技術が必要

何枚も重ねノコギリやツキノミといった道具を用いる。右胸にノミをあて、ぐっぐっと体重をかけて彫り上げる荒彫り。

ノミの彫り跡を残す技法や、なめらかに削りあげるなど、作品に合わせて仕上げる

手に馴染んだ道具は、それぞれの刃型に合わせた砥石で手入れをする。
長かった刃も元の形がわからないほど短くなるまで使い込む。(右写真)